特化型有料老人ホームを知っていますか?

2015/06/14

今や有料老人ホームも余生を楽しく過ごす場所として一般的となりました。
暗い、寂しい、薬品臭い…というイメージは過去のもの。
個性的なサービスが揃い、趣味や好みに合わせて選ぶ特化型有料老人ホーム時代に突入しています。

 

1 有料老人ホームが多彩になった理由

かつて介護は在宅でというのが一般的でした。床ずれと戦い、排泄時の悪臭をじっと我慢する。それが当たり前だったのです。

内閣府の国民生活選好度調査によると、近年、在宅介護を希望する人と施設での介護を希望する人の割合が逆転。今や約60%もの人が施設への入所を希望しているのです。

家族に苦労をかけるよりも、専門家に任せて介護を希望する人が増えているのです。

 

 

2 生活エンジョイタイプは、アクティビティが充実した施設がおススメ!

老人ホームは、ぼんやりじっと過ごす場所、という認識はもう過去の認識です。今の有料老人ホームは、アクティビティを売り物にしているところがたくさんあります。
お花見、花火大会、クリスマスなどの季節の行事はあたりまえ。施設によっては一泊旅行に行くところもあります。
また、趣味的なサークル活動に力をいれているところもあります。

ネイル、フラワーアレンジメント、ミニコンサート。新しいことにチャレンジできる機会が多いのが、アクティビティ充実タイプの施設です。

 

3 いつまでも元気でいたい方におススメのリハビリ重視型

多くの老人ホームで毎日の生活の中にリハビリを取り入れていますが、食堂などのスペースを利用して行うところも少なくありません。

でも、あるんです、リハビリに力を入れている施設が。c94dc97504f7e3ba351fe8b4f92bc41d_s

きちんとスペースを確保し、専用の器械を設置したリハビリルームを併設。さらには理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などを常駐させています。
もちろん、リハビリの入居者の体調や身体の状態に合わせて行うので、無理をさせることはありません。

いつまでも元気でいたい、もう一度自分の足で歩き、自分の手でものをつかみたい。そんな前向きな方は、リハビリを重視した老人ホームは要チェックです。

 

 

4 グルメも満足できる施設

老人ホームで提供される食事は、お年寄りの嗜好に合わせたものが中心ですが、食事に趣向を凝らしているところも多いです。

宅配食ではなく施設内に厨房を構え、専属の調理人が季節の味を提供してくれる。世界の料理が集結している日本ならでは、といえるかもしれません。

中には、定期的にイベント食を開催している施設もあります。出張料理人を招き目の前でマグロの解体ショーを行い、握りたての寿司をいただく。うちたての蕎麦に舌鼓をうつ。フレンチのシェフが腕をふるう。
自宅では経験することができない、楽しい時間を過ごすことができます。

 

 

5 自立した生活を希望する人におススメの住宅タイプ

まだまだ一人でも生活しているけれども、万が一のことを考えると一人暮らしは不安。
という方におススメなのがサービス付き高齢者住宅です。

アパート、マンションと形態はいろいろですが、普通の集合住宅のように居室が独立しているのが特徴です。もちろんキッチンもお風呂もトイレも付いています。
それに加え、緊急時の通報システムや見守りシステム、管理者と呼ばれる専門スタッフを配置しているなど、サービス面でも配慮されています。別料金になりますが、食事もお願いできるところも。

自分の時間を大切にしたい。でも不安もある。そんな方におススメです。

 

どんなサービスがあり、どんな特色を打ち出しているのか。今はインターネットでも簡単に調べられます。その上で見学し、納得のいく施設を決めることが大切です。

 

【参考資料】
東京新聞「生活図鑑」