在宅介護のための便利グッズが続々登場

2015/06/14

在宅介護の場合、施設介護に比べ労力的負担がかなり高くなる。近年、そんな介護者の負担を軽減しようと、さまざまな便利グッズが発明されている。

こうしたグッズを取り入れることで、介護者が少しでも楽に被介護者をケアできるようになれば、介護生活も変わっていくかもしれない。ここでは、実際に店舗やネットで購入できる商品をいくつか紹介してみたい。

 

介護便利グッズの数々…

<排泄対応型マットレス>

まずは、発明者自身の介護経験から生まれた「排泄対応型マットレス」。

排泄の問題は、在宅介護者の最も大きな悩みのひとつである。これは、マットレスの一部を正方形に切り取り、便器とマットブロックの差し替えを可能にしたもの。ベッドの背もたれを起こして使えるため、力が入らない寝たきりの人も楽に使えるという。

 

<ライトターン>

また、介護者にとっては、床ずれ防止のための寝返りの介助や、オムツ交換もかなり大変な作業になる。「ライトターン」というウレタンフォーム製のグッズは、寝返りを介助する際にテコの原理を応用。2本の溝部分に被介護者の足を入れ、本体のベルトを持って回転させることで、介護者は少ない力で寝返りを打たせることができる。また、股間部分を開いた状態でキープすることができるため、オムツの交換もしやすくなる。

 

<オカモト洗髪器 サッパリさん>

寝たまま洗髪できるという洗髪器「サッパリさん」は、入浴に介助が必要な場合に便利な商品だ。器具のネックの部分にハンドポンプで空気を簡単に注入できるのが特徴。本体のほか、枕や防水シート、排水ホース、エプロン、専用ボトルなども付いている。なお、洗髪用品としては、洗髪器以外にも、水を使わないドライシャンプーが発売されている。

 

100円ショップは介護グッズが充実!

ここまで少し金額的に高いものを紹介してきたが、実は100円ショップでも介護用品は手に入る。例えば食事の際に使えるものとして、スプーンとフォークが一体になった介護フォークを始めとして、他にも介護マグカップ、吸い飲み、握力がない高齢者用でも使えるペットボトルオープナーなど、品ぞろえもかなり充実している。

また、大人用のおしり拭きや、その乾燥を防止するための蓋、使い捨て手袋やずれ止めつきの介護シーツ、嘔吐時にも使えるうがい受けの容器、フロアのすべり止めやコーナーガードもある。

他にも、介護用品とうたっているわけではないが、100円ショップには下着やエプロンなども売っている。汚れたら捨てるという使い捨てのつもりで、ストックを購入しておくのもおすすめだ。一度足を運んで、介護に使えそうなものを見つけてみるのもよいだろう。

 

在宅介護にはさまざまな負担が伴うが、いろいろな介護グッズを試してみることで、介護生活を少しでも快適に送ることができるかもしれない。

この記事を書いたライター

K Yoshi
K Yoshi

親が高齢になり、自分が介護者になる可能性が出てきてはじめて、ライフエンディングを意識するようになりました。
自分らしく人生を締め括るために、また大切な家族に幸せな最後を迎えてもらうためには、十分な準備が不可欠です。「終活」には前向きな意味が込められていますが、それに関連したさまざまな情報をお伝えすることで、より良い人生のエンディングを実現するお手伝いをしたいと思っています。