人材不足?介護職の現状とは

2015/06/16

現代で少子高齢化が進む中、介護職の需要は非常に高くなっています。

介護が必要な高齢者がどんどん増えている反面、介護職員となる人材が全く足りていない状態なのです。理由は介護職に対するイメージや、実際の勤務形態・給与などに深い関連性があります。

介護職の基本的な業務は、入居者のトイレや食事の面倒を見ることが中心です。
当然、便のお世話もすることになります。それに加えて夜勤などもあるのに対して、給与は一般企業よりも安価であるケースも少なくありません。

状況に応じて高齢者の身体を持ち上げたりなどの肉体労働もあるので、体力がなければ勤まらない職業だと言えるでしょう。

bd67e0b29e416d2300a951a8994813ba_s

■1:介護職のイメージ

皆さんは介護職とはどのようなイメージがあるでしょうか。恐らく給与が安い、重労働などマイナスイメージが強いかと思います。これは個人的な意見ではなく、世間一般的に捉えられている介護職へのイメージなのです。

厚生労働省のデータによると介護職については肯定的なイメージがある反面、もっとも多い意見では「夜勤などもあり、つらい仕事」が挙げられています。実際、介護職は夜勤なども交代制で採用されており、間違った解釈ではないでしょう。

しかし、現在介護福祉士になった人が介護職に就いた理由として「やりたい職種・仕事内容」との意見が最多でした。その他にも資格や能力が活かせるなど、多くの肯定的意見が挙げられています。

また厚生労働省のデータで過去介護職に就いていた人が退職した理由で一番多いのが「出産・育児・結婚」です。これは別データで介護職に就いている人の7割は女性ということが起因だと考えられます。

その他人間関係などの理由もありますが、これは介護職に限った話ではないでしょう。男性が少ないという点に関しては、恐らく給与面の問題があると考えられます。介護職の給与は平均16万前後と、一般企業と比べるとかなり安価である傾向があるのです。

 

■2:各県・府ごとの人材確保

介護職の需要が高まるのと、介護職を希望する人のバランスが取れていないのが現状です。そのため、各都道府県は外部のプロジェクトや病院、イベントと協力して積極的な人材確保に取り組んでいます。

現在の介護職は給与・待遇処遇の改善が最大の課題となっており、今後期待が高まる仕事です。現在はまだ進展途中ですが将来的に改善が進めば、もっともやりがいのある職業になりうるのではないでしょうか。