お墓の生前契約で安心して老後を迎えよう

2015/06/16

お墓を生前につくっておくことを「寿陵(じゅりょう)」といいます。かねてより、寿陵は「長寿」「子孫繁栄」「家内円満」をもたらすと伝えられていました。最近では、相続税対策としてお墓を生前に購入する人もいるようです。今回、家族で継承していく一般的な石のお墓の「生前購入」のほか、納骨堂や樹木葬など新しい葬送スタイルの「生前契約」についてもご紹介していきます。

a0002_008734

お墓、いつ買う?

 いま、お墓を持っていますか?普段の生活のなかでは、自分の死後について考えることはほとんどなく、お墓の購入を考えることなんてほぼほぼないという人も多いかもしれませんね。もう既に自分が入るお墓がある人ならば心配無用ですが、そうでない場合は元気なうちにお墓の用意(生前購入・生前契約)をしておくことをオススメします。そのメリットとして、まずお墓は課税対象ではありません!先述のとおり、お墓の生前購入によって自分の資産の一部をお墓に変えておくことで、子孫への相続税対策の一環ともなります。そして、なにより健康面や経済面など不安になりがちな老後を迎えるにあたって「お墓どうしようかな・・」という懸念事項が一つ減るだけでなく、自分が亡くなった後の子孫への精神的負担や経済的負担も減らすことにもなるでしょう。お墓の生前購入はメリットがたくさんなんです。

 

お墓を建てなくても、生前契約ができる

 後継ぎがいない夫婦や単身の方などは、お墓を購入したとしてもその後の管理に不安が残りますよね。そんな人たちには納骨堂など共同墓の「生前契約」がオススメです。最近では、管理する寺院が家族の代わりに永代に亘って供養を行ってくれる(=後継者がいらない)納骨堂や樹木葬が、関東を中心に続々と出現してきました。現在、その流れは地方にも広がりつつあるようです。ひとつ“お墓”といっても、その種類はさまざまになってきているんです。そして、これら納骨堂や樹木葬のほとんどは、生前に契約しておくことが可能となっています。あらかじめ自分の入るお墓を決めておくことで、自分の死後を心配する必要もありません。お墓の生前契約は、今話題の「終活」の一環なんです。

 

経済的にも優しいお墓

 石でできたお墓を建てるのには、一般的に100万円以上はかかってしまいます。こだわって立派なお墓をつくろうとすると、その料金は200万円、300万円ともなり、昔からお墓は高価な買い物として知られていますよね。しかし、先述の生前契約ができる納骨堂や樹木葬は、安いもので数十万程度〜。経済的にも非常に優しいことが分かります。老後を迎えるにあたって自分の入るお墓を決めておくことは、死後の心配が減るだけでなく、金銭面の不安もなくしてくれるでしょう。

この記事を書いたライター

まつい
まつい

これまで全国各地の石材店や納骨堂の取材をしてきました。
最近は「終活」という言葉をよく耳にするようになったものの、なにから始めればいいかよく分からない人も多いはず。そんな方々のお役に立てるように、終活にまつわる情報をお伝えしていきます。
終活を通じて、自分のこれまでの人生を見つめ直し、そしてこれからの人生に備えていきましょう。きっと自分にとっても家族にとっても、充実した幸せな暮らしにつながるはずです。