地震対策にはお墓の保険がおススメ!

2015/06/16

東日本大震災以降、地震などの災害による破損や倒壊を心配して、伝統的な背の高い「和型墓石」よりも背の低い「洋型墓石」や「デザイン墓石」を選択する人が増えてきたといわれています。しかし、もとからお墓は免震・耐震を考慮された施工がなされることが一般的であって、和型墓石でも危険性は洋型墓石とそんなに変わりはないようです。最近では“お墓の保険”なんていうものも出てきました。ここではお墓の災害対策についてご紹介します。

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購入者の意識も高まってきた

 自然災害の多い日本では、東日本大震災が発生する以前より、お墓についても免震・耐震を考えたうえで設計・施工をする石材店が多く存在していました。石材店によっては“あの大震災でもお墓がひとつも倒れなかった”なんていうところもあるようです。そして、震災以降は消費者の意識も高まり、先述のとおり地震の心配をして背の低いお墓を選択する人が増えてきたほか、各メーカーがお墓の地震対策用の商品等を積極的に開発しています。現在ではほとんどの石材店がお墓の地震対策を行っているんです(逆に地震対策をしていないような石材店があったらちょっと考えものです・・・)。そのため、和型墓石に関してもそこまで心配する必要はないのかもしれません。

 

お墓の地震対策

 では、どのような地震対策がなされているのでしょう?たとえば、和型墓石の場合は石と石を重ねて作り上げますが、その間に免震・耐震のジェルシートを取り付けるようなことを一般的にやっています。おそらく家具用のジェルシートなら見たことがある人も多いはずで、それに似た形状の墓石用に開発されたものです。ちなみに、このようなジェルシートは既にお墓を建ててしまっている人でも再度取り付けることが可能となっていることが多いので、心配な人は石材店に聞いてみましょう。

 

石材店独自の保証とは

 もともとお墓を建てると、それを購入した石材店で“10年保証”などをやってくれることが多いですが、それらの保証はあくまでも石材店独自のものです。しっかりと責任を持ってアフターサービスをしてくれる石材店だったら安心ですが、たとえば石材店が潰れてしまったり、悪質だったり(ないことを願いますが)した場合は、保証がなされないというのが現実です。また、いくら10年保証といっても、すべての災害にまで対応できるわけではありませんよね。

 

お墓にも保険が!?

 そこで、最近では“お墓の保険”なんていうものも出てきました。お墓の天災・損害保証付きの保険商品で、お墓の再購入や修復にかかる費用を補償するものであったり、お墓の付属品・外柵等の修復費用を補償するものであったり、保険の種類によって補償内容は変わってきます。

 せっかく高いお金を払ってお墓を建てたとしても、地震などの災害で破損・倒壊してしまったら、また同じようなお金がかかってしまいます。それを考えたら、お墓も保険に入っておいたほうが安心かもしれませんね。
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この記事を書いたライター

まつい
まつい

これまで全国各地の石材店や納骨堂の取材をしてきました。
最近は「終活」という言葉をよく耳にするようになったものの、なにから始めればいいかよく分からない人も多いはず。そんな方々のお役に立てるように、終活にまつわる情報をお伝えしていきます。
終活を通じて、自分のこれまでの人生を見つめ直し、そしてこれからの人生に備えていきましょう。きっと自分にとっても家族にとっても、充実した幸せな暮らしにつながるはずです。