葬儀社っていったいなんだろう?どんなことをしてくれるの?

2015/06/16

お葬式は、多くの人にとって何度も経験するものではないでしょう。

 

そのため、葬儀社に対する知識も、ほとんどの人は満足に持っていないのではないでしょうか。

なんとなく、お葬式をする場合にお願いしなければいけないところ、という程度の認識かも知れません。

 

しかし、利用する機会が少ないからと言って、重要視しなくてよい事柄でないのはお分かりだと思います。

大切な人とのお別れ、そしてその儀式は、特に近しい人たちにとっては、とても重いものです。その場の雰囲気や進行、祭壇やお花といったさまざまな用具、食事や返礼品など、どれ一つを取っても、軽んじて良いものはないはずです。

何かが欠けていたり、納得のいかないものがあったりすれば、それは後々まで後悔の種になってしまうことさえ考えられます。

そんなリスクを、可能な限り回避するために、少し葬儀社のことを知ってみませんか?

青山斎場

 

葬儀社って、何をするところ?

大辞林第三版によれば、「葬儀社」とは、「葬儀に必要な用具の調達や業務を請け負う職業。また、その人。葬儀屋」とあります。

つまり、お通夜やお葬式に必要なことをいろいろと手配したり、取り仕切ったりしてくれるところです。

ただし、その業務は、葬儀の現場だけには留まりません。仕出し業者やギフト会社、霊柩車の会社などから、あるいは必要であればお寺まで、お葬式に関わるいくつもの会社や団体と連携し、調整するのも葬儀社の仕事です。

ですから、お葬式を出す側にとっては、バラバラにいろいろなところに注文や依頼をする必要がなく、とても頼りになる窓口と言えるでしょう。しかし逆に言えば、お願いする葬儀社を間違えてしまうと、お葬式全体が台無しになりかねません。

 

葬儀社って、みんな同じ?

どんな業界の会社でも、それぞれの特色があるように、葬儀社ももちろんさまざまです。

特別な許認可が不要なため、新規参入する企業も多いようですが、昔から地元に根差している会社もあり、実にさまざま。

色鉛筆

ただし、葬儀社ならではの種別があります。

 

一つ目は、互助会。

会員が生前から積み立てた資金を葬儀に充てるという形式です。ただ、亡くなった際の負担がゼロになるわけではなく、それまでに積み立てた金額で足りなければ、葬儀の時に費用が発生します。

その分、実際に葬儀、となった際の費用は少なく押えられます。

しかし万一、その互助会が倒産してしまうなどといったケースで積立金が無駄になる、ということもありますので、注意が必要でしょう。

 

二つ目は、JAや生協。

各JAや生協が、会員向けに葬儀サービスや葬儀社をしているのですが、実際には会員以外の葬儀も受け付けるところが一般的です。

多くは専門の葬儀場との提携で運営していますが、独立した会社を設けている場合もあります。

 

三つ目は、専門の葬儀社。

これは、地元密着の小さな葬儀社から、全国展開の大きな会社まで、千差万別です。長所や短所も、それぞれですので、葬儀社選びの際には、担当者に詳しく話を聞くことをおすすめします。

最近では、自治体や鉄道会社、ホテル、ブライダル、仏具店や墓石店など、さまざまな企業も参入しています。

 

また、上記のさまざまな葬儀場をネットワークで結ぶ、共済というシステムもあります。入会金を支払うことで会員になり、割引や特典が得られるというものです。共済も互助会と同様、絶対に安全な組織というわけではありませんので、規模や歴史、内容や規約などを見極めることは必要でしょう。

 

葬儀社について事前に調べておくことで、いざとなった時でも慌てず安心して葬儀をお願いできるでしょう。