遺品整理、形見分けとして多い物

2015/06/18

親族や親しい人が亡くなったとき、場合によっては遺品整理も兼ねて形見分けが行われます。
形見分けとは故人の遺品を形見として親しい人、親族などに分配することです。
形見分けは故人の品をなんでもかんでも分ければ良いというものではありません。言葉と簡易的な意味は知っているけど、詳しい作法やルールとかは知らないという人も多いのではないでしょうか。

実際の形見分けではどのような品が多いのか、また行う上での注意点とはどのようなものなのでしょう。

仏前

形見分けの作法・ルールとは

はじめに形見分けを行う時期についてお話していきましょう。

原則として四十九日の忌明けが過ぎてからになります。遺品の整理を行い、形見分けとして使えそうな品を定めたうえで行います。

忌中に行う場合もありますが、まだ故人に対しての悲しみの意識が強いケースが多いので、作法としては忌明け後とされています。ただし宗教などによっても形式が異なり、一概には言えません。

日本における各宗派の忌明けに則る場合、形見分けの時期は以下の通りです。

・キリスト教 30日以後
・神式 50日以後
・仏式 49日以後

また形見分けには、いくつかの注意が必要です。その内容として以下の項目が挙げられます。

◆価値の高いものは財産とされる可能性があるので避ける
◆贈り物ではないので、包装や梱包はしない
◆立場上、目上に当たる人には贈らない。

この3点が形見分けにおける主なマナーです。
必ずしも縛られる必要はありませんが、前提として知っておいた方が良いでしょう。

形見分けにおいて高価な物は避けるべきですが、全く実用性がないものを贈るのも考え物です。せっかく故人の形見として持って頂くのですから、何かしら実用性がある物を選ぶとよいでしょう。

 

形見分けで多いもの・喜ばれるもの

形見分けで実用性のある物とはどのような品でしょう。
形見分けは文字通り、故人の持ち物を形見として分けるので、決まった品物などはありません。しかし、形見として一般的なものがいくつかあります。

・腕時計やペン、バックなどの生活実用品
・故人が来ていた洋服や着物など、故人を思い出せる物
・故人との思い出の深い品

これらが形見分けとして喜ばれる品となっています。
どのような品物があるかは故人によりますが、髪飾りや筆記用具は実用的です。またふとした時に故人を思い出せる品としても、人気があるとジャンルといえます。

各家庭のあり方も人付き合いにも、それぞれの形があると思います。
形見分けについても、故人と親族、友人がお互いの要望が叶えられるよう、生前から話し合っておくといいかもしれません。