介護施設で亡くなった場合の家族の対応

2015/06/24

末期の患者や高齢者に対して、治療ではなく看護を優先的に行うことを、ターミナルケアといいます。そのターミナルケアを、介護施設で行うケースが増えてきています。家族が看取ることと看取られることを希望しているのです。今回は、介護施設でなくなった場合の家族の対応の仕方についてご紹介します。

 

先ほど述べたターミナルケアを希望した場合、施設に配置されている医師は、家族にインフォームドコンセントを行う必要があります。しっかりと考える時間が与えられた後、自然の死を家族が希望した際、ターミナルケアが適応されるのです。
延命治療を希望しない「リビングウィル」という考えを持つ高齢者のためにも、ターミナルケアをのぞむ家族は増えてきています。

インフォームドコンセント リビングウィル

 

しかし、それとは違い、不慮の事故で施設での死を迎えることになってしまった方の事例もたくさんあります。その際、家族が裁判を起こす場合もありますが、そういった面でも、死後の状況判断は大変辛いものだと思います。

 

健康寿命の延び幅が小さい今、施設に入って家族の負担を小さくしたいと考えている高齢者の方が増えてきています。また、要介護度の高い高齢者の数も年々増えてきていて、体調が急変した際の不安も少なからず覚えている方が多いようです。家族も施設に入ってくれた方が安心でしょう。

体調が急変した際の不安

しかし、実際には高齢者の多くは自宅で最期を迎えたいと思っているのです。それがかなわなくても、施設に足しげく通うなど、安心させてあげることが大事です。

施設内で亡くなってしまった際、介護施設の方にまずは指示を仰ぎましょう。施設ごとに事情は異なるでしょうし、医師からの説明もあるでしょう。
今は葬儀社と連携している介護施設もあります。しかし、だからといってその葬儀社を絶対に利用しなければならないという訳ではありません。中には、高額の葬儀を請求してくる方々もいます。きちんと自分で判断して、なじみの葬儀社がいるのなら、そこに任せてもいいでしょう。

もちろん、葬儀の後は、お世話になった介護施設の方々にお礼を忘れないようにしましょう。故人の思い出に花を咲かせてもいいでしょう。ただ、お礼を持っていっても受け取らないところはありますので、事前にきちんと聞いてからにしましょう。

 

いかがでしたか?施設内でなくなった場合、スタッフの方々に大変お世話になることになります。きちんとお礼を申し上げて、礼儀を尽くしたいですね。

 

この記事を書いたライター

橋詰 康子
橋詰 康子

私が身近に人の最期を感じたのは、病気で逝去した祖母からでした。それ以来、最期に立ち会う時はいつでも「自分がその人のために何かできたのか」と感じずにはいられません。
終活という重いながらも清いテーマを、少しでも人にわかりやすく伝えることができたなら。そう思って執筆させていただいております。まだまだ若輩者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。