在宅介護に疲れてしまった時の救世主

2015/07/01

たとえば親が突然病気になり介助無しでは生活出来なくなったらどうしたらよいだろうか。実際「介護は難しいから介護施設に入居させたい」と思っても、施設に空きがなかったり、利用料が高額で払えなかったり…と言うような問題が色々と浮かび上がり、在宅介護を余儀なくされている方も多いようだ。

介護の内容が軽い間は良いだろう。
だが、入浴やトイレの介助などのハードな介護が加わってくると改めて「在宅介護」の難しさを感じ出す。 

介護の最大の悩みは「疲れたから今日は介護をやめておく」ということが出来ないことだ。食事と排泄は日々のことで「明日はやらない」は通用しない。たとえ自分が病気でも介護をやらざるを得ない状況が続く。
状況によっては、『介護疲れ』が起きてしまうのだ。 

 

『介護疲れ』を起こさないのが肝心

「家族だけで在宅介護」は限界もある。
とはいえ、「介護保険サービスって介護保険料払っていれば自動的に受けられるんでしょ?」と思っている方も多いかもしれない。

だが、介護保険サービスは申し込まなければ受けられないサービスがほとんど。近年、介護保険サービスだけでなく介護保険外のサービスも充実してきているが、申請をしなければ受けられないのは同じであることを知っていて欲しい。

介護保険サービスなら介護保険が適用されるので介護サービスも低料金で受けられるのがメリット。介護保険外サービスも一般的な企業サービスよりはずっと安いので、上手く活用していくべきだろう。

 

どこで、どうやったら介護サービスが受けられるの?

自分で申請が出来る人は区役所の介護保険課で申請が出来る。「自分では難しい」「よく分からない」という人は、全国どの市町村でもエリアごとに「地域包括支援センター」というものが設置されている。

各自治体が支援センターに愛称をつけているため施設の名称こそ違う場合があるが、概ねどの支援センターも活動内容は同じ。ケアマネージャーという介護支援専門員がいて、介護に関することなら何でも相談にのってくれるようになっているのだ。

 

まずは地域包括支援センターに連絡を

役所で支援センターの電話番号を教えてもらうか、インターネットで自分の家から一番近くにある支援センターを探そう。

「貴方のエリアはこの地域包括支援センターが受け持っています」というように、基本的にエリア担当が決まっているからだ。

 

担当のセンターに連絡を取り、現状を説明しよう。

そうすると、『今の状況なら○○のサービスが受けられます』といったアドバイスがもらえ、介護保険内でどれだけサービスが受けられるか計画を立ててくれる。この時、ケアマネージャーが介護保険サービスの申請も手伝ってくれるだろう。

 

疲れ切ってしまう前に、まずは専門家に相談しよう。そして受けられる介護サービスは積極的に受け、介護という長期戦に備えることをおすすめしたい。

『介護疲れ』を起こさないのが肝心

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。