在宅介護の味方「ショートステイ」

2015/08/04

「介護施設に入居を希望したけれど、満室で順番待ちなの…」と言った理由で在宅介護を余儀なくされている方が非常に多い状況です。

「在宅介護」という長丁場を乗り切るためにも、介護保険サービスなどの活用が必須です。
無理をせず、介護する側もされる側も楽な状態を作っていくべきですから、ヘルパーさん(訪問介護員)などを上手に頼みましょう。
それでもヘルパーさんが24時間、側にいてくれるわけではありません。
絶え間ない介護で心身が疲れてしまう前に、デイサービスやショートステイを活用しましょう。

■「デイサービス」とは?

デイサービス…別名「通所介護」は要介護の高齢者の引きこもり解消や心身の機能向上、そして介護する方の負担軽減を目的として作られたものです。
デイサービスセンター(通所介護施設)に通い、運動やレクリエーション、入浴や口腔機能の向上サービスなどを受けます。基本的に日帰りであることが特徴です。

 

「ショートステイ」とは?

在宅介護の味方「ショートステイ」
ショートステイはデイサービスとは違い、宿泊を主とします。
特別養護老人ホームなどが実施しているサービスで、介護度が高く、介護が必須の方の入浴や食事といった生活支援を行っています。
しかし、連続して宿泊出来る日数は30日以内と決まっています。

入所期間が決まっていますが「介護する側の家族が病気で、今、家に帰られても介護が出来ない…」と言った場合もあると思います。
そのような場合はケアマネージャーに相談し、いろんな施設に申し込んでおくと良いです。
長期入居が出来たら良いのですが、特養はどこも長蛇の列状態です。
在宅介護の体制が整うまで、30日たったら他の施設へ…というのを繰り返し、その場をしのぎましょう。

問題は、ショートステイの希望者も多く、すぐには利用出来ないことです。
ですから、予めいろんな介護施設にショートステイの希望を出しておきましょう。
順番が来れば声をかけてもらえます。

■介護付き有料老人ホームを利用しよう

最近は介護付き有料老人ホームなどが「お試し入居」や「ショートステイ」を行っています。
特別養護老人ホームより少々利用料が高いですが、そのため空きがある場合が多いですので、待たずにショートステイが出来ます。

また、ショートステイでも送迎サービス付きのプランがありますので、車のない方などにおすすめです。在宅介護に限界が来る前に、時々利用してるのも良い手だと思います。

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。