意外に楽しい「訪問リハビリ」 

2015/08/05

介護保険サービスの一つに『訪問リハビリ』というものがあります。
『訪問リハビリ』は要支援1・2と、要介護1~5で区分されていますが、20分以上の『訪問リハビリ』が一回につき自己負担額が307円(3070円の一割負担)という基本料金は変わりません。 
 
今後、介護保険の内容変更に伴って料金などが変更になる可能性もありますが、今のところ、300円程度で自宅リハビリを受けられるので、利用している方も多いようです。 

そもそも『訪問リハビリ』ってどんなもの? 

意外に楽しい「訪問リハビリ」

『訪問リハビリ』とは『訪問リハビリテーション』の略で、「理学療法士」や「作業療法士」などが家に来て、機能維持・回復のための体操や訓練をしてくれるサービスです。 

■利用の仕方 

利用するためには、まず主治医に相談しましょう。
「リハビリが必要」と言う判断が出れば、地域包括支援センターやケアマネージャーが作成する「ケアプラン」に『訪問リハビリ』を入れてもらえます。
この「ケアプラン」は介護度に合わせたサービス利用計画書で、ケアプランに『訪問リハビリ』を入れてもらうことで、週1回あるいは2回と言ったペースでリハビリに来てもらえるようになります。 

■無理をさせる訳ではない 

リハビリと聞くと「痛そう」「きつそう」と言う理由で嫌がる高齢者の方もおられます。
しかしプロの理学療法士などが来て、ゆっくり利用者に合わせたリハビリをしてくれますので、実際は「激痛を我慢する」「苦しいのに耐える」と言うようなことはありません。 
 
歩けない方は坐ったまま出来る簡単な運動をし、寝たきりの方は手の指の曲げ伸ばしや、腕が上がるところまで上げておろす動作を繰り返してみる…と言うような“一人一人に合わせた優しいリハビリ”です。 

『訪問リハビリ』のメリット 

『訪問リハビリ』は「家で寝てばかりなので益々動けなくなってきた」と言う方などにはピッタリの介護サービス。
また、週1回『訪問リハビリ』が来るようになると、それがメリハリになり「生活にリズムがつく」と言ったメリットがあります。
介護する側も、プロのリハビリを見学させてもらうと大変勉強になるのでおすすめです。 
  
ずっと介護ばかり…と言うところに、医学療法士が来て、明るくリハビリをしてくれるのは本当に良い刺激です。
最初は嫌がっていた方でも、リハビリをする内に段々と楽しくなってくるようで、最後は笑顔が出たりします。
興味のある方は一度サービス内容を地域包括支援センターやケアマネージャーに詳しく教えてもらうと良いでしょう。 

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。