介護者も受けられる介護保険サービス

2015/08/18

介護をしている側も受けられる介護保険サービスが存在します!

介護保険制度が浸透し、多様な介護保険サービスが受けられることをご存知の方も増えたと思います。
訪問入浴や訪問リハビリなどの介護保険サービスを実際に使っている方、そして介護保険サービスだけでなく、電磁調理器などの日常生活用具の給付といった介護保険外サービスも活用しながら、在を宅介護している方もいるでしょう。

しかし「介護サービスはあくまで要介護の高齢者の為だけにあるサービスだ」と思っている方が多いのではないでしょうか?

介護者も受けられる高齢者サービスマッサージ券の給付

例えば東京都の荒川区で実施されている高齢者福祉サービスの中には「在宅介護者元気回復マッサージサービス」と言うものがあります。
これは65歳以上の重度要介護者の在宅介護に従事する方のリフレッシュを図るため、区がマッサージ券の無料配布を行っているサービスです。

介護は一日で終わるものではありません。
数ヶ月、数年…とずっと続くものですから、家族だけで在宅介護をし続ける、と言うのは中々厳しいものがあります。「日々の介護で疲れが抜けない」という方もいるでしょう。
荒川区だけでなく、他の市町村でもマッサージ券の無料配布サービスなどを行っている所が増えましたので、ご自分が住んでいるエリアの区役所の介護保険課に問い合わせてみて下さい。

温泉旅行や食事会

市町村によっては介護をする方の為に色々なサービスを設けています。
一例を挙げますと、北海道の帯広市では「家庭介護者リフレッシュ事業」として、日帰り温泉旅行や食事会を開催しています。
申し込みをすれば無料で参加でき、他の在宅介護者の方々との交流も楽しめます。

在宅介護の問題点の一つとして『孤立』があげられます。
「目が離せない」という理由で、介護者もほとんど外出せず家に引きこもりがちになり、どうしても社会と離れてしまう方が多いのが現状です。
そのため、介護孤立を回避するために、このような食事会を開く市町村が増えてきたのです

介護相談会

介護が必要な方だけでなく、介護者も相談する場所が大切です。
現在、各市町村が介護相談会を定期的に実施しています。
マッサージ券の配布などは市町村によって実施していなかったりもするのですが、介護相談や介護相談会はどの市町村でも行っていますので、在宅介護で悩みがある方などは是非、活用なさって下さい。
相談場所については、区の介護保険課か地域包括支援センターに聞いてみると良いでしょう。

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。