介護保険外でも配食サービスがおすすめ

2015/08/19

介護保険外サービスの中に「配食サービス」と言うものがあります。
介護保険が適用されませんので、全額負担となりますが、市町村が行っている配食サービスは、概ねどのエリアも料金が安いのが特徴。

配食サービスの具体例

名古屋市を例にとりますと弁当代は全額負担ですが、配送代は200円。
その内何割かを市が助成します。助成額はサービスの受ける方の状況にも寄りますが、高齢者自立支援サービスが適用される場合は個人負担額が110円となります。

「生活援助型配食サービス」でしたら、配送代には介護保険が適用されますので、個人負担額は一割ですから一回20円となり、大変リーズナブル。
どのタイプの配食サービスも週7回が最高限度で、1日1回、弁当を配送してくれるのですが、その時に『安否確認』を必ず行うようになっているのがポイントです。

実は「配食サービス」には深い意味が

介護保険外でも配食サービスがおすすめ

■「孤独死」から高齢者を守る

近年、問題視されているのが「高齢者の孤独死」です。
核家族化が進み、独り暮らしの高齢者が増えました。
そのため「体調が急激に悪化してもだれも気づかず、独りで無くなってしまった…」と言う悲しい事故が多発しているのです。

都道府県の各行政は「孤独死」を防ぐため、安否確認を目的とした「配食サービス」を開始。
利用しやすい料金に設定することで、高齢者が気軽にサービスを受けられる状態を生み出しました。
現在、各都道府県に数多くの配食サービス事業所があり、食事の配達時に必ず声をかけることで、高齢者の突発的な事故や病気を早期発見出来るようになったのです。

■「配食サービス」は独り暮らし高齢者の味方

「介護保険など全く使わない」と言う、大変元気な高齢者もおられます。
しかし、不慮の事故は避けられませんので、安全確保のためにも「配食サービス」を受けることをおすすめしたいです。

「配食サービス」を受けるには介護保険課に

まず、利用出来るのは介護保険において要支援・要介護認定を受けた方に限ります。
区役所の介護保険課か、地域包括支援センターに認定の申し込みをすると、認定の手続きをしてもらえますので、相談してみましょう。
配食サービスの希望も介護保険課や地域包括支援センターに出します。

今回名古屋市のサービスをご紹介しましたが、各市町村によってルールや料金、配達上限が違います。
例えば福岡市では弁当代が一律460円で、配送料は市が負担しますし、千葉県銚子市では配達は週3回までと決まっています。
「配食サービス」に興味が湧いた方は、お住まいのエリアの介護保険課に問い合わせてみると良いでしょう。

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。