介護疲れをなんとかしたい

2015/08/24

身体がきつい、気が休まらない、自分の時間が持てない…介護する方の体力的・時間的・精神的な負担が大きい在宅介護。介護を担当できる人数が少ないほどその負担は大きくなります。また、要介護度が高まるにつれ、排せつや入浴など身体介助の負荷も高まります。
自分がやらねば、と1人で抱こんで介護に押しつぶされてしまう「介護疲れ」を避けるために、どのような方法があるか考えてみましょう。介護疲れをなんとかしたい

ヘルパーさんの力を借りる

これまで頑張ってきた人は他人を家の中に入れることに抵抗があるかもしれません。けれども、「訪問介護」を利用すれば、これまで体力的にもきつかった入浴介助などもお任せできます。自宅のお風呂での介助が困難な場合には、ポータブルの浴槽を持ち込み介助することも可能です。

介護する家族が居る場合、訪問介護サービスで利用ができるのは、次のような身体介護です。どのような介助がいつ、どのくらいの回数があったら身体がラクになるか考えケアマネージャーと介護スケジュールを組み立てていきましょう。

・入浴の介助

・排泄の介助(便器の使用介助やおむつ交換など)

・食事の介助

・着替えの介助

・清拭(せいしき 体を拭くこと)

・身体整容(洗顔・歯磨き)

・体位変換介助

・起床や就寝の介助

・移動の介助

・外出介助

・服薬介助(薬を飲ませること)

デイサービスを利用する

毎日ずっと介護をする人・される人が顔を突き合わせていると、どちらにとってもストレスがたまります。双方のガス抜きをするためにもデイサービスを利用されてはいかがでしょうか。介護をする人にとっては休息、介護をされる人にとっては楽しみを見つけたり、第三者と出会って刺激を受けることが介護疲れをやわらげる大切な機会になります。

半日または朝から夕方まで、と利用時間も多様です。また、レクレーションに力を入れている所、体操など身体を動かすことをメインにしている所など事業所によっても特色があります。利用前に見学もできますので、まずは利用に向けてケアマネージャーに相談されてはいかがでしょうか。

 

厚生労働省の調べによると、在宅介護では要介護度3以上になると「ほぼ終日介護に当たる」人が最も多くなり、要介護度4以上になると「終日介護に当たる」という人が半数以上になります。
介護疲れで気力体力が失われる前に負担を少しでも減らせるよう、早めにケアマネージャーと相談して介護サービスを上手に利用してくださいね。

この記事を書いたライター

本間 純子
本間 純子

「色々なことがあったけれど、悪くない人生だった」と要介護の父、持病がある母に思ってもらえれば。そう願って、時には激烈なケンカをしながら一緒に暮らしています。
老いや病気はきれいごとでは済まないこともありますよね。それでも前に進んでいかなければなりません。人生の先輩方や支える家族の方々が、できるだけ元気で楽に暮らせるような情報をお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いします。