仏壇処分はどうやったらいい?

2015/08/25

「田舎の親戚が亡くなり、仏壇を守る人がいなくなった」
「新しい仏壇に買い替えたい」
「新しい家に、大きな仏壇が入らない」

仏様やご先祖様を祀っている大切な仏壇を、自分の意に反してどうしても処分しなければならない時がある。やっと処分を決断ができたとしても、どんな方法で行えばよいのか全くわからないという人も多いだろう。

まず、仏壇を処分する前にしなくてはならないのが、法要である。宗派によって異なるが、御霊抜きや魂抜き(あるいは閉眼供養や精抜き)と呼ばれ、亡くなった人の魂を納める“物”としての役割を終わらせる儀式だ。仏壇を購入したときに、御霊入れ・魂入れを行うのと同様に、この法要が必要になる。通常菩提寺に依頼すれば、執り行ってくれる。また、仏壇店が行ってくれる場合もある。

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予算や家族の希望に合わせた処分方法を 

法要がすんだらいよいよ仏壇の処分となるが、これには4つの方法がある。

①    菩提寺に引き取ってもらう(寺によっては引き取ってもらえない場合もある)

②    仏壇店に引き取ってもらう

③    民間業者に引き取ってもらう

④    粗大ゴミに出す

 

これらをひとつひとつ見ていこう。

 

①  菩提寺に引き取ってもらう

菩提寺に引き取ってもらう場合には、法要と同時に行ってもらえることもある。また、菩提寺が対応を行っていない場合は、同じ宗派のお寺で引き取りを行っているところでもよい。

 お寺

②  仏壇店に引き取ってもらう。

古い仏壇を購入した店に頼むのがよい。買い替えの場合は、安く処分してもらえることもある。店が閉店してしまった場合や、古くからある仏壇で買った店がわからない時は、ほかの仏具店でも引き取ってもらえる場合がある。

 

③  民間業者に引き取ってもらう

不用品回収業者のなかには、仏壇の処分を受け付けてくれるところもある。寺や仏具店での引き取りが難しい場合は、考慮に入れてもよいだろう。また、こうした業者は供養・引き取りをしてくれる寺を紹介してくれることもあるので、調べてみるとよい。

 

④  粗大ゴミに出す

 費用は自治体ごとに異なる。御霊抜き・魂抜きを行えば、ただの“物”として扱うことができる。

 

 当然ながら、法要や引き取りを依頼するには、ある程度の費用がかかる。予算の検討と家族の合意が必要になるだろう。また、民間業者に引き取りをお願いする場合は、評判の良い業者を選びたい。クチコミを見るなどのリサーチを忘れずに。

仏壇は自分のご先祖様の魂が宿る大切なもの。安らかに天に戻れるよう、最善の方法を検討してほしい。

この記事を書いたライター

K Yoshi
K Yoshi

親が高齢になり、自分が介護者になる可能性が出てきてはじめて、ライフエンディングを意識するようになりました。
自分らしく人生を締め括るために、また大切な家族に幸せな最後を迎えてもらうためには、十分な準備が不可欠です。「終活」には前向きな意味が込められていますが、それに関連したさまざまな情報をお伝えすることで、より良い人生のエンディングを実現するお手伝いをしたいと思っています。