実は便利な介護保険外サービス

2015/08/26

実は便利な介護保険外サービス

 1997年に制定された「介護保険法」は、人々の生活にも徐々に浸透してきたと思います。「訪問介護」などの介護保険サービスも利用者が増え、ヘルパーさんの存在も身近になりました。

実際、週2回といったペースでヘルパーさんに来てもらい、食事の用意や掃除、買物と行った生活援助をしてもらっている独り暮らしの高齢者の方がおられます。介護保険サービスは便利なサポートとして重宝されているのです。

しかし、介護保険サービス以外にも多様な「介護保険外サービス」があることをご存知でしょうか? 

多彩な「介護保険外サービス」を活用しよう!

高齢者のための福祉サービスは大まかに分けると「介護保険サービス」と「介護保険外サービス」があります。

介護保険サービスは「訪問介護」や「訪問リハビリ」などの基本的介護サービスに介護保険が適用されるので、1割負担で利用出来ます。
介護保険外サービスは残念ながら保険は適用されませんが、市町村が利用料の補助をしている場合が多いので、受益者負担としての利用料が安いのが魅力です。

■主な介護保険外サービス ~東京都の文京区の場合~

『訪問理美容』
理美容師が寝たきりの高齢者の自宅に訪問し、散髪を行います。文京区の場合は一回1000円。市町村によって料金は変わりますが、概ね低料金です。

『高齢者用の紙おむつ支給』
「現物支給」と「紙おむつ代の助成」があります。文京区の場合は現物支給を選ぶと月額500円で、東京都内の病院なら配送無料で紙おむつを送って貰えます。

『車イスの貸出』
最長1ヶ月、車イスの無料貸し出しを実施中。申請が必要ですが、福祉会館など貸出窓口を設けた施設から直接借りることが出来るので便利です。実は便利な介護保険外サービス

■自治体によって千差万別な介護保険外サービス

今回は文京区の介護保険外サービスをご紹介しましたが、他の市町村も様々なサービスを行っています。電磁調理器や火災報知器の貸し出し、食事を届ける配食サービス、送迎・移送サービス、寝具の乾燥・消毒サービスなど、サービス内容は多岐にわたっています。

しかし、自治体によってサービスの料金や細かな規定がそれぞれ違います。
ここで最もポイントになるのが、ほとんどのサービスが「サービスを受けます」と積極的に申請をしなければ利用できないことです。ですから、介護保険課で「介護保険サービス」と共に「介護保険外サービス」の詳細を説明してもらい、必要なサービスには申し込みをしておきましょう。
自ら情報を仕入れ、積極的に活用していくことが肝心です。

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。