生前準備としての遺影写真、夫婦互いに

2015/10/14

遺影写真にピンボケ写真はちょっと、、

今ではデジタルカメラがほとんどですが、かつての印画紙にプリントされた写真では、ピンボケ状態の遺影写真を見ることがよくありました。
遺影写真に使う顔写真が必要、と突然言われると、急きょ故人や家族のアルバムから探したプリント写真を写真館で加工してもらいます。
しかし、遺族から提供された写真は、旅行の集合写真や親戚の集まりでの写真などが多く、団体の中の小さな故人の顔を大きく引き伸ばして作られます。
こうしてピンボケ写真となってしまうのです。

いつでもどこでも、写真が撮れる時代

しかし現在では、携帯電話やスマートフォンで、いつでも何処でも写真が撮れる時代になりました。
かつてのようにプリント写真から遺影写真を作る際は、引き延ばすだけでなく、画像加工をするためにスキャナーを用いる必要があったのですが、
今では個人の撮った写真のデジタルデータをそのまま加工するため、写真品質は格段に向上しているのです。

ぜひ夫婦で写真を沢山撮ってください -結果としての遺影写真-

”遺影用写真”を撮影しようというのは、あまり気乗りしないかもしれません。
そうではなく、日頃からカメラを手に外出し、そして風景写真を撮る中で、とりあえず家族や配偶者のスナップ写真を一枚撮りましょう。
いつか遺影写真として役立つかもしれません。
遺影写真としてでなくとも、当然のことながら素敵な思い出作りにもなります。

遺影写真 生前準備

今では多くの観光地で、カメラを趣味とし、カメラマンのように熱心に撮影をしている方を見ます。
写真を撮る楽しみをきっかけに、夫婦での旅行が増えることも多いでしょう。

知らない土地の感動的な風景、初めて訪れる美術館、その土地独特の美味しい食べ物、、、。
撮りためた写真が二人での想い出をいっそう鮮明に描き出してくれます。
そしていつの日か、自然体の姿が収まった遺影写真が、当時の二人の想い出を語りかけてくれるのです。

記念日や誕生日も、夫婦の想い出写真に。それが自然な準備となるかも

また、夫婦一緒に外出・旅行をすることがほとんど無くても、老年期の楽しみ方・過ごし方として、お互いの写真を撮ることを目的にするのはどうでしょう。
結婚記念日や誕生日など、何かの記念日のたびに、夫婦二人とそれぞれ単独での写真を撮るようにしていれば、いつの間にか自然でよいスナップ写真が増えてくるものです。

スタジオで正装した写真を撮り、それを遺影写真にすることを望む人もいます。
そのような人は年に一度、あるいは数年に一度はスタジオで撮影をして、現在に最も近い状態の写真を持っておくのが良いでしょう。

家族の撮るスナップ写真も、スタジオでとる写真も、いずれにしても自分らしい遺影写真を遺族や訪れた親戚・友人に見てもらいたい、という希望は多くの人に共通するものですね。

きれいな写真を撮るために

ところで、きれいな写真を撮るために最低限必要なのは「ピンボケ」していないこと。
現在ほとんどのカメラがオートフォーカス式であるため、難しいことはありません。
画面の中心に人物を位置させる普通のスナップであれば、奥や手前にピントが合うこともなく、ピンぼけは少ないでしょう。

しかし、ぼけた写真の中には「手ぶれ」が意外と多いことも知っておきましょう。
いくつかの手ぶれ予防策を紹介しておきます。
 ・シャッターを押す瞬間、息を止めること。
そして、シャッターを押す手が動かないよう固定する方法として、
 ・シャッターを押す手の肘を身体にグッと押し当てる
 ・しゃがんでいる状態は膝を立て、シャッターを押す手の肘を膝に乗せる
 ・公園のテーブルなどに肘を立ててカメラを構える
などが有効です。ぜひ試してみてください。