戸籍を見ながら、家系図を自作してみよう 

2015/10/19

「自分の先祖にはどのような人がいたのだろう」
そんな思いを抱いた経験があると思います。
名のある武将、社会貢献した人、著名な作品を残した人物……
そんな偉大な人の血を引いていたら、と考えると夢やロマンが膨らみますよね。

自分のルーツを知りたいと考え、家系図作りを思い立つ方が最近増えてきています。
そのためのパソコンで作れる家系図ソフトや、エクセルのテンプレートなどもあります。
では、どのようにして家系図を作ったら良いのでしょうか。
ご先祖様との繋がりを調べる方法、家系図の種類など、家系図を自作する手法をお伝えしていきます。

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どのような家系図を作りたいですか?

家系図を作るうえで、こうしなければいけないという決まりはありません。
しかし、頭の中に浮かんでくる家系図のイメージがあると思います。
一般的に用いられている型を使うことで、見やすく理解しやすい家系図となりますから、ベースとなる型に沿って制作すると良いでしょう。

大きく分けて、縦型と横型があります。
縦型は上から下に代を追って記述していきます。
祖父母の下に父母、その下にご本人のお名前が来ます。
一方、横型は横に次の代の人を記入する方法です。
兄弟や親戚などの名前も記入する場合、家系図が樹木のように縦横に広がっていきますから、縦型を選ぶと良いですね。
直系を辿っていく場合は、横型が良いでしょう。

戸籍の調べ方について

家系図を制作するうえで、重要な手掛かりとなるのが戸籍です。
身近な親族に話を聞くという方法もありますが、昔のことであるため記憶が曖昧だったり、情報が誤っていたりするときがあります。

戸籍は生年月日や死亡日時など詳しい情報が掲載されているため、過去帳や家族の情報を調べながら、戸籍を取り寄せて照合していくと良いでしょう。

戸籍がない!?そんな時は、、

現在私たちが取得できる一番古い戸籍は明治19年のものです。
ただし、転籍や結婚、他界などで戸籍に記載されている人がいなくなった空の戸籍簿は「除籍簿」と呼ばれ、80年を経過すると地方自治体の判断で破棄されてしまう場合があります。
これは、除籍の保存期間が80年と法律で定められているからです。
近年、市町村合併などで役所の統廃合も進んでいます。
移転の際に処分されてしまうという可能性は否めません。

では、戸籍に乗っていない上の代の人を調べるにはどうしたら良いのか。
もし、ご自宅や本家に過去帳があれば、そこからさかのぼることができます。
また、墓石に名前や享年などが彫られている場合もあります。
その他、地域の歴史を記した書籍や古文書なども調べてみましょう。

未来へと繋がる家系図

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家系図というと、過去に目を向けがちですが、未来へ繋がっていくということも忘れてはいけません。
あなたが作った家系図に、今後どんなにたくさんの子孫の名前が書かれていくのか、想像するだけでもわくわくするでしょう。
あなたがどのような思いでルーツを調べたのか、そのきっかけは何であったのか、そしてあなたがどのような人であったのか。
家系図を作成するにいたったあなたの想いも、子孫へと大切に繋いでいってくださいね。