介護職員と上手に付き合う3つの心得

2015/10/23

介護職員と上手に付き合う3つの心得

「老人ホームに家族が入居したら…?」
職員さんとギスギスするのだけは避けたいですよね。

「出来れば仲良く、和気藹々と!…そうすればおばあちゃんもホームで可愛がってもらえるのでは?」などと、色々考えてしまう方もいると思います。老人ホームでは基本的に分け隔てなくサポートしてもらえますが、円滑なコミュニケーションの為にも、少しだけ心がけると良いことがあるのでご紹介します。

1、介護職員さんへの「挨拶」は大事

職員さんと顔を合わせた時には、挨拶をしましょう。「笑顔で…」とまではいかなくても、軽く会釈をする位は出来ると思います。

『無視されたく無かったら、自分が無視しない。』
これが鉄則。老人ホームに限らず、どの場面でも肝心なことだと思います。

2、「介護職員さんなのだから、してくれて当たり前」はやめる

ほとんどの老人ホームが人手不足です。利用料が安い老人ホーム等は少人数でやっと回しているのが現状。全国的に介護士不足が深刻なのと、介護保険の変更などで費用削減を強いられ、ギリギリまでスタッフを減らしているためです。

入居時の費用が数百万から数千万円といった高級介護付き有料老人ホームなら、介護スタッフ一人あたりの入居者数も少なく抑えられている場合が多く手厚い介護が期待出来ます。しかし、多くの場合は家族の協力が必要です。 

洗濯の回数も限られているホームもあるため、家族が面会に行ってタオルなどの洗濯物だけは持って帰り、洗濯しているといったこともよくあります。また、部屋の清掃も細かな部分は家族が行えば職員さんにも喜ばれます。 

3、介護職員さんへの日々の「ありがとう」を忘れずに

全ての人間関係にあてはまることかもしれませんが、他人への「感謝」を常に行動の根底に置いていると、トラブルも起きにくいものです。
入居されたご本人は認知症などの事情で、ご自分で感謝の意を伝えるのが難しいこともあるでしょう。こういった場合にも家族が本人に代わって「ありがとうございます。」と伝えていれば、随分と関係性構築にプラスとなるでしょう。

老人ホームの職員さんと仲良く付き合うためには、無理してお菓子を差入れたりするより、日常の気持ちのいい挨拶と、出来る限り手伝うといった気遣いが重要です。そして何より「ありがとう!」を伝えるべきだと思います。

最近の老人ホームは「終身利用可」と謳い『看取り介護(最期まで施設で看取るサービス)』を行っている所も増えました。しかし、時にはスタッフの負荷が高まる終末期が長丁場になることも。
そんな場合でも、日頃から円滑な交流をしておけばお互いにぎすぎすしたりといったことも避けられるはずです。

普段から心がけて感謝を伝え、明るい交流をしておくことをお薦めしたいです。介護職員

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。