亡くなる直前の8つの症状:末期の兆候

2015/11/09

人が亡くなる直前つまり末期において決まって現れる症状についてはご存知ですか? 最期 症状

例えば、高齢者の死因だけを見ると、老衰をはじめ、転落による脳挫傷、がん、虚血性心不全などさまざま。残念ながら、中には老衰でも病死でもなく、精神的に追い込まれ、自殺を図ろうとする方も。

場所も、自宅で突然亡くなることもあれば、病院にて衰弱した状態でそのまま息を引き取ることもあり、最期の迎え方は人それぞれです。

このように、人の死のパターンはそれぞれ異なりますが、アメリカのテキサス大学MDアンダーソンがんセンターによって2015年2月8日付で公開されたニュースリリースによれば、人が亡くなる直前に現れる兆候は大体共通しているとのこと。ここでは、人が亡くなる時に共通して現れる兆候に絞って見ていきたいと思います。

末期患者の症状はさまざまだけど… 

人が亡くなる直前に現れる兆候に纏わる法則が見出されるきっかけとなったのが、緩和ケア病棟に入院中のがん患者357名を観察していた時のこと。観察対象となったがん患者のうち、最終的に57パーセントの患者がその緩和ケア病錬での入院中に亡くなっています。

その緩和ケアの入院中に現れていた症状は50以上にも及んだそうです。がん終末期はまさに抗がん剤の苦しみとの闘いでもあります。その副作用である吐き気や全身の倦怠感、さらには不眠やうつなども、入院中に現れていた症状に含まれます。 

「人は亡くなる直前に三途の川が見える」と言いますが、周りの人からすれば、「まさに死の絶壁に立たされている終末期がん患者」、その「まぶたに何が映っているのか?」について知る由もありません。 

末期つまり最期のときが迫ったことを示す8つの症状

さて、ここからが本題です。 

そこで、同がんセンターのデイビッド・フェイ医師は緩和ケア病棟に入院中のがん患者357名を観察するなかで、いよいよこれから天国に召されようとしている患者に共通して現れる症状すなわち末期症状として、以下の8つの症状を指摘しています。

・瞳孔が反応しない
・話しかけても、なかなか反応しない
・視覚的刺激を送っても、なかなか反応しない
・まぶたが閉じており、元気がない
・ほうれい線が垂れている
・首が過伸展する
・声帯から音がする
・上部消化管からの出血がある

がん終末期と一括りに言っても、常に悪い状態にあるというわけでもなく、良くなったり悪くなったりの繰り返しです。

こうした状況のなかで何度も難局を乗り越えてきたとしても、もし入院中の方にこれら8つの症状が現れたら、最期のときが迫っていると言えるようです。

亡くなってから後悔しない様、覚悟を決めなければならない時がやってきたと心構えをしていた方が良いのかもしれません。


編集部より

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この記事を書いたライター

大澤 法子