介護施設での2つの「付き合い方」

2016/04/27

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「施設の職員さんに家のおばあちゃんを大事にしてもらうには…?」

「上手くお付き合いすれば好感度が上がるかしら?」

…といったことを考える家族の方もおられるようです。そこまでは必要無いと思いますが、滑らかなコミュニケーションが出来ていれば、入居者とその家族、職員…全ての人が気持ちよく付き合えますので、上手に付き合うのは大切でしょう。

 

職員さんの話を聞く。

毎月介護保険に基づいた介護計画をケアマネージャーが作成してくれます。その説明や、入居者の日々の様子などの報告等々、想像以上に施設側の説明は多いです。

職員さんが善意で状況説明を詳しくして下さることもありますので、話はしっかり聞きましょう。これだけでもかなりコミュニケーションがアップします。

 

なるべく手伝う。

介護付き有料老人ホームは日々のお世話がサービスに含まれていますが、「毎日洗濯して」「部屋は細部まで全部掃除して」などという希望を叶えるのは難しいもの。スタッフの手が足りていない所が多いのが現状ですので、タオルなどの洗濯だけでもしてあげると喜ばれます。

また、認知症に特化したグループホームでも『家族会』といって、入居者の家族同士が連携するための会があり、中には入居者の皆様の為にレクリエーションなどの活動も行っている会も。そのような会がある場合は、極力参加すると横の繋がりも出来ます。

 

実際に手伝ってみました

私も祖母が通うデイサービスの外出イベントに参加したことがあります。「近場の港町に行く」という企画でしたが、その日は祖母も含め、利用者さん達と職員さん達は送迎バスで現地に。私のような家族は現地集合です。この時、私が他の利用者さん達を介助することは無く、自分の祖母の世話をするだけでした。(介護というものは専門の知識がいるので、一般の参加者に介助をさせたりしないのが基本のようです。)

祖母の車イスを押しながら海を眺め、お茶を飲みました。おかげで祖母とゆっくり海辺を散策出来て楽しかったです。職員さん達からも大変喜ばれ、手伝いに行って良かったと思いました。

施設によって「やり方」はそれぞれ。しかし「話を聞くこと」「なるべく手伝うこと」…この二つが出来ていれば、どの施設でも上手く行くと思います。手伝えない場合はせめて感謝を伝えることも大切でしょう。

会いに行ける距離の施設に入居した場合は、出来る範囲だけでもお手伝いをすると、職員さん達との距離も縮まるのでおすすめです。

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。