遠距離老人ホームから地元へご遺体を搬送するには?

2016/05/02

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「地元から遠く離れた老人ホームに入居している方が他界した場合、どうやって搬送したらよいのか?」

―考えたことがありますか?

地元であれば、葬儀場が迎えに来てくれます。しかし、余りに遠いと「ご自分でお願いします」と言うことに…。

今回はそのような場合にどうやってご遺体を搬送するかをご紹介します。

 

遠距離施設の良さ

老人ホームは場所によって料金の高低差が大きく、他県の方がはるかに安い場合も。最近の有料老人ホームは全国からの入居を受け付けている所もありますので、他県の施設への入居も一つの手です。

そして近年は「終身利用可」と銘打ち、最後まで看取るサービスを行っている所も増えています。医療連携により末期癌等にも対応。充実した看護サポートを構築しているため、「病気になったらすぐ病院へ送る」というやり方をしなくて済むようになったのです。そのため、施設で亡くなるケースも増えました。

 

ご遺体搬送専門の会社を利用する

遠距離の施設で亡くなった場合、役立つのがご遺体搬送専門の会社。有料ですが、全国どこでも迎えに行ってくれて、自宅や葬儀場まで運んでくれます。

中には「葬儀場まで運んで欲しいけれど、葬儀場が混んでいて順番待ち。その間ご遺体を安置する場所もない…」という方の為に、専用の安置所を用意している会社もあります。

ご遺体をお迎えに行く場所も老人ホームと限っておらず、警察署や病院なども指定可能なので助かります。人生、何が起きるか分かりませんから、不慮の事故により遠方の旅先で亡くなる場合も。ご遺体搬送サービスはそのような事態において、頼りになるでしょう。

 

亡くなった後の流れ

葬儀に関しては、地元葬儀場の積み立てをしている方も多いと思います。「どんなに遠方で亡くなっても葬儀は地元でする」という場合の流れとしては、

基本的に

1、施設から連絡が来る
2、葬儀場に相談する
3、すぐに葬儀可能なら葬儀場へご遺体を搬送してもらう
4、葬儀場待ちなら自宅等に搬送してもらって待機

という形になります。

ちなみにご遺体搬送は距離にもよるのですが、料金が少々高めなのが特徴。しかし、搬送する車の種類やオプションなどを抑えれば安くなります。見積もりを出してもらうと良いでしょう。どのご遺体搬送会社も見積もりは無料です。

亡くなった直後に「見積もり…」と言うような余裕は無いですから、前もって簡単な見積もりを出してもらっておくと心の準備も出来ると思います。

 

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。