介護施設での突然死…慌てない為の三箇条

2016/05/27

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「家族が介護施設で突然死したら…?」

人の死はショックが大きく、大変辛いものです。動揺して当然ですが、慌て過ぎないためにも、予め心の準備などをしておくことも必要だと思います。

 

高齢者の「体調の急変」を理解すること

高齢になってくると、体調が急変することがあり、そのため施設で突然亡くなる場合も。

筆者の祖母の話になりますが「朝、デイサービスに送り出した時は元気だったのに、昼頃『体調が急激に悪くなった』と施設から連絡が。慌てて病院に連れて行ったらそのまま入院…」ということがありました。

朝ご飯もしっかり食べて元気に出かけても、入院するほど体調に異変をきたすことがあるのです。

介護施設で突然死も起こりえます。

「何のための医療連携だ!病院に入院させてくれたら良かったのに」
「普通は病院で息をひきとるものだろう?」

と言ったことを訴える方がおられますが、24時間張り付いて様子を見ておくのは自宅介護でも不可能です。

施設にあずけてお任せしている時点で、一つ「覚悟」はしておくべきでしょう。

 

介護施設と「看取り」の話をしておくこと

最近は、「終末期対応可」で終身利用が可能な施設も増えましたが、「看取りは出来ません」と言う施設も多いのが現状。看取りを希望する場合は、看取りのある施設を選びましょう。

終身利用不可の施設に入居中、病気になると病院へ連れて行ってもらえます。その後、そのまま入院するケースがほとんど。そして病院での入院が3ヶ月以上になると自動的に施設退去と言う老人ホームもあります。

退去条件などは施設によって違いますので「入居時の病気や怪我の場合の応対」を聞いておくことが肝心です。

 

生前準備をしておくこと

突然亡くなってから

「葬儀どうしますか?」
「お墓は?」
「仏壇は?」

…と言われても、素早く決めていくのは難しいもの。生前から何となくでも本人から希望を聞いておいたり、葬儀社などに相談しておいたりも大事です。

入居なさっているご本人がまだ元気なら、一緒に生前準備をすると良いと思います。中には仏壇などは選ばせてあげると喜ぶ方もおられるようです。

辛いことですが、特に葬儀場は事前に決めておくべき。「突然亡くなったけれど葬儀場のあてがない」という事態を回避出来るからです。

決定は無理でも、介護施設や自宅から近い葬儀場を調べておくと良いでしょう。介護施設には安置室がない所が多いですから、迅速な行動が求められる場合があります。心を強く持って、生前準備をしておくことをお薦めしたいです。

この記事を書いたライター

宮崎鈴子
宮崎鈴子

終活についてお話すると「生前準備なんて!」と言う方もおられますが、いざという時に「部屋には見られなくない私物が沢山。自分の葬儀やお墓がどうなるか分からない…」という状態では安心して最期を迎えられません。

私達は「いつ死ぬか」を選べません。ほとんどの人が死に際も選べません。でも「老後をどのように生きるか?」は選べるのです。

記事を通して「後悔しないライフエンディング」の為に、お力になれたら幸いです。