看取り

穏やかに、自然に、緩やかに過ごす最期のとき

息をひきとる瞬間に「自分は幸せだった。生きてきてよかった」と思ってもらえるよう、人生の終末に寄り添う。それが「看取り」です。延命することだけを目的とせず、身体的、精神的、社会的、霊的苦痛の緩和を目的とした治療を提供する「緩和ケア」に通ずるものがあります。穏やかに、自然に、人生を締めくくろうという考え方ですね。看取る側には苦悩と逡巡が付きまとう「看取り」ですが、相手の意思を尊重してゆっくりと過ごす人生の一幕は、残された人にも大きな満足感と多幸感を遺してくれるのではないでしょうか。看取られる人の最期のためだけでなく、看取る人のこれからのためにも、とても大切な「生を感じる時間」です。